初診受付時間:平日・土曜日 8:30〜11:30
休診日:日曜・祝日・本学創立記念日(11月15日)・年末年始
〒142-8666 東京都品川区旗の台1-5-8 TEL 03-3784-8000(代表)
内視鏡センターでは、消化器内科と消化器・一般外科が疾患について検討しながら治療を行っております。そのために精密な内視鏡検査が重要で、最新式の高画質な内視鏡機種を使い早期発見に努めております。また、内視鏡治療や腹腔鏡治療のどちらが最適なのかを検討し、安全面に配慮しております。
2021年4月に7部屋すべてのシステムを「EVIS X1」に更新し、モニターも32インチ4Kモニターにいたしました。スコープもGIF-XZ1200、CF-XZ1200Iに更新いたしました。
また3部屋は治療に特化した2モニタールームになっており、ESDや止血術などを行っています。
内視鏡センターの対象疾患は、食道(咽頭・喉頭を含む)、胃、十二指腸、小腸、大腸、胆道、膵臓など消化器官に関係する疾患を対象としています。
食道癌,逆流性食道炎、食道潰瘍、食道静脈瘤、薬剤性食道炎などの疾患があり、食道癌に対する最先端の医療を行っております。また、超音波内視鏡(EUS)にて食道静脈瘤の精査も行っております。
治療に関しては内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)を当センターにて、透視が必要な内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)は放射線部のDR室にて行っております。
胃潰瘍、萎縮性胃炎、悪性リンパ腫、消化管間質腫瘍(GIST)など多彩な疾患がありますが、早期胃癌、進行胃癌の診断から治療までを積極的に行っております。胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の適応を含め、内視鏡センターにおけるカンファレンスにて、治療方針を検討しております。
十二指腸潰瘍、十二指腸腺腫などの診断、治療を行っております。
カプセル内視鏡を使い小腸潰瘍、クローン病などを診断しております。小腸潰瘍、クローン病などを診断しております。また、当科には日本カプセル内視鏡学会認定医が3名在籍しております。
小腸内視鏡も定期的に専門医が行っております。
大腸癌の診断と治療に力を入れております。最新式の拡大内視鏡を使いNBI診断、pit診断を駆使して早期大腸癌を診断し、適切な治療(ESD、手術)を選択しております。大腸ESDは近隣からの紹介が増え、症例数も増加しております。この他、炎症性腸疾患や感染性腸疾患の検査、治療も行っております。
膵・胆道疾患のEUSを「GF-UE290」などで行い、組織診断が必要な場合は超音波内視鏡下穿刺吸引法(FNA)を併用して行っております。また、DR室では「TJF-Q290V」を使用して内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)を中心に診断から治療までを行い、良・悪性胆道狭窄に伴う閉塞性黄疸などの緊急治療が必要な疾患に対しても24時間対応できる体制を整えております。近隣からの紹介や救急搬送も多く、都内では有数の症例数を誇っております。
AGML、胃潰瘍、十二指腸潰瘍からの出血だけでなく、食道・胃静脈瘤破裂、大腸憩室出血など、消化管出血に対して「GIF-H290-T」「PCF-H290TI」を使用して内視鏡的止血術を24時間対応可能な体制を整えております。
2021年4月に内視鏡システムを7部屋すべて、オリンパスの最新内視鏡システムである「X1」に更新をいたしました。
また、またビデオスコープも、最新式である拡大倍率125倍の上部内視鏡スコープ「GIF-XZ1200」、拡大倍率135倍の下部内視鏡スコープ「CF-XZ1200I」に更新いたしました。
UPD3(コロナビゲーションシステム)も導入し、初学者の大腸検査の上達に役立っております。
モニタリングの画像ネットワークは、いつでも他の医師が検査・治療を見ることができ、質の向上に寄与しております。
洗浄室(洗浄機5台)
当院の医療安全・感染管理部門と連携を行い、十分な感染対策を行っております。
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